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どうやって観たのかって?そりゃあお前ニコニコ動(ry

 とある機会に、今更ながらガメラ3を観た。

 公開当時に私は全く理解できなかった面白くもなかったこの駄作は、8年の時を経て、私の中で最高の最高傑作に認定された。「怪獣映画」としてはもちろんのこと、邦画全般においてもそのクォリティーは全てを凌駕する。

 何よりも「凄惨な美醜」が素晴らしい。今観ても色褪せない、違和感のないレベルのCGは注目に値するし、イリスの飛翔シーンはそれはまた美しい。そして炎上する渋谷、崩れ落ちる"109"の醜い美しさ。渋谷はもちろんのこと、炎上する古都・京都の決戦シーンにもカタルシスを隠し得ない。CGを駆使した演出も実に素晴らしい。

 ガメラ2のテーマは「怪獣映画とは戦争映画ではないか」であり、事実、自衛隊が外敵からの侵攻に対してどのように処理するかが克明にシミュレーションされているし、赤旗や朝日新聞が「怪獣が泣いている!自衛隊礼賛映画」と酷評しただけのことはある(東京へ侵攻しようとするレギオンへの攻撃を目前に控え、F1支援戦闘機の年輩パイロットがこぼした「(東京大空襲では守れなかったが)今度は守ろうや(、この国を)。」という台詞が当時は物議を醸した)まさに「戦争映画」だが、私はガメラ3もある意味で「戦争映画」だと思っている。

 小林よしのりは著書の戦争論で、特撮映画で怪獣の足下で踏みつぶされる人間など視聴者も気にしていないと述べたが、これはそうした今までの子供向けのファンタジーとしての、避けられないある種の特撮怪獣映画」の「ご都合主義」に対するアンチテーゼなのではないか。あくまでも怪獣同士の戦闘ではなく、怪獣同士の戦闘と同時に進行している人間ドラマと、怪獣に踏み荒らされる街の凄惨な情景という視点から撮ることに徹した、特撮の神である故・円谷監督が観たらお怒りになりそうなタブーに敢えて挑戦する、壮大な実験をやらかした「戦争映画」もとい「怪獣映画」なのである。

 とはいえ、今観てもやはり難解なものは難解だし、情報量を詰め込みすぎた感は否めないのはもちろんのことだが、人物描写での失敗や、オカルト面のミスマッチとその説明・描写の不足などは目に余ったし、また他方、後述の理由で往来の懐古主義的な怪獣特撮ファンからの評価が低かったのも、また頷けよう。

 特撮怪獣映画」の往来の懐古主義的なファンの酷評とは相反し、当時の「人がゴミのように空へ舞い上がる渋谷の炎上シーン」のショッキングな映像(当時のテレビCMだが、これだけは脳裏から離れずトラウマだった)と宣伝広告に釣られて劇場に足を運んだ一般客からは、実に好評であったという。

 確かに平成ガメラ(とりわけ3)に、本来のメインターゲットであるはずの小学生や、往来のファンは不満だったに違いないが、そうしたくくりを外して観てみると、実に魅力的な映画ではないか。

 何のことはない、G3に対する懐古主義的なファンからの批判の多くが、怪獣の戦闘シーンが昔からの伝統的なそれを踏襲していないだの、話が難しいだの、CGに着ぐるみのような質量感を感じられないだの、要は「怪獣映画」があくまでも「怪獣映画」でなければ気の済まない小学生、ではなく、感性が小学生レベルの懐古主義的な特撮ファンの人間が、アレルギー反応を示しているだけなのである。「怪獣映画」から様々なアプローチがなされたことは評価されるべきで、寧ろその古典的な展開しか「怪獣映画」に認められないというのなら、東宝自衛隊ゴジラを大人しく観賞していればいい。

 ガメラ1で平成への正当な復活を果たし、2では徹底的にリアルな「怪獣映画」であることに努め、3では自ら「怪獣映画」のフレームを破壊しようと試みる。偏見を取り払ってガメラ3を観たとき、我々はそこに、未だに日本の邦画業界が8年前を越えられていないということに気付く。白昼に着ぐるみの怪獣が人間を守るために戦う古典的なデイシーンさえも廃し、平成ガメラの最期にして新境地を開拓したこの意欲作に、私は精一杯の賛辞と続編への熱烈な期待を込めて、賞賛の拍手を送りたい。






【関連】

〔ニコニコ動画〕 ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 インファント島
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記録日時:2007/08/04 05:30:00 第 1 位 投稿日時: 1日14時間38分前 ( 2007年08月02日 14:51:05 ) マイリスト登録数: 5,194 再生数: 9分34秒 コメント数: 87,847
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